韓国で、入れ墨のある人の入場を制限する「ノータトゥーゾーン」が最近、銭湯やジム、プール、ホテルなどに広がり、ネットユーザーがSNSで多様な主張を繰り広げている。
ノータトゥーゾーンは「タトゥーが他の客を怖がらせる」という理由で導入されている施設がほとんどだ。これを巡って国内コミュニティでは「そもそも、銭湯のようなところは入れ墨のある人は出入り禁止だった」と肯定的な反応が出ている。
だが、反対意見も少なくない。「最近タトゥーに文句を言う人はいない」「タトゥーはファッションの一部に過ぎない」といった反応だ。
最近は有名芸能人を中心にタトゥーが流行し、かつては不良の象徴と思われていたタトゥーが20~30代を中心に個性を表現する方式として位置づけられている。
現行法ではタトゥー施術は医療行為に当たるが、韓国政府はタトゥーの資格試験や補修教育システムの開発と管理について研究を始めるなど、施術を非医療人にも開放するための動きを見せている。
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