2024 年 5月 18日 (土)
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韓国「臓器提供希望」登録者、MZ世代が最も多く

ソウル市臓器提供の日記念式(c)news1

韓国で臓器提供を希望するの登録者が最も多い年齢層は、MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)であることが、愛の臓器寄贈運動本部のまとめで分かった。臓器提供に対する抵抗感が薄れ、必要性に対する共感が広がったのが要因とみられる。

まとめによると、2021年1月から2023年6月の間、国立臓器組織血液管理院に臓器提供の希望登録をした人は計19万8369人で▽20代28%(5万5943人)▽30代15%(2万9615人)▽40代18%(3万5409人)▽50代15%(3万221人)――の順だった。希望登録の10人中4人以上が20~30代だ。

2021年時点のデータでは、臓器等寄贈希望者は計173万7753人で▽50代約21%(36万4851人)▽40代19%(33万6340人)▽60代17%(30万2468人)――となっており、大きく様変わりした。

ただ、臓器提供は増えていない。脳死臓器提供者数は2016年573人から徐々に減り、2022年は405人まで減少した。

一方、移植待機者は毎年急増しており、2022年末時点で4万9765人。5年前から約1万2500人以上増えた。

移植専門家は、待機者が新たな生活を得るためには、希望登録率を現在より高めるべきだと指摘する。

(c)news1

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