韓国スタートアップ業界の投資寒波が続いている。先月、新規ベンチャー投資額が前年同期に比べ75%以上急減した。昨年、高金利、物価高、ウォン安の3高複合危機の影響で投資の萎縮が続き、資金調達が困難になっている。ただし1月と比べて総投資件数と金額は増加した。
スタートアップ官民協力ネットワークである「スタートアップアライアンス」によると、先月のスタートアップ総投資件数は92件、投資金は2952億ウォンだった。
総投資件数は前年同期比140件から92件へと48件減少した。投資金額は1兆1916億ウォンから2952億ウォンへと8964億ウォン(75.23%)減少した。1月と比べてみれば総投資件数と金額は増加した。投資件数は83件から92件へと9件、金額は2579億ウォンから2952億ウォンへと373億ウォン(14.46%)それぞれ増えた。
金額別では300億ウォン以上の投資は1件、100億ウォン以上の投資は5件、10億ウォン以上の投資は32件、10億ウォン未満と非公開投資は54件だった。
業界関係者は「グローバル金利引き上げと3高に伴う景気不振など経済状況で投資氷河期は続くと見られる。米国カリフォルニア州シリコンバレー銀行(SVB)破産がベンチャー投資縮小につながらないか懸念だ」と話した。
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