
韓国・江原道原州市(カンウォンド・ウォンジュシ)のナイトクラブで、酒に酔って眠っていた女性従業員に性的暴行を加えたとして準強姦の罪に問われた30代の店主に対し、原州地裁は懲役2年6月の実刑判決を言い渡した。被告は判決後、その場で拘束された。
原州地裁によると、被告の男(39)は2024年9月、自身が経営する店で営業終了後の昼ごろまで女性従業員(32)と酒を飲み、酔い潰れた女性に性的暴行を加えた。
裁判で、男は「性行為はしていない」と否認。一方、検察は被害者の下着から被告のDNAが検出されたことを証拠として挙げ、被害者も「下腹部の痛みで目覚めた」と一貫して被害状況を詳述していた。
裁判所はこれらの証拠から有罪と認定。判決では、懲役刑に加えて性暴力治療プログラム40時間の履修、児童・青少年・障害者関連施設への5年間の就業制限も命じた。
男は判決を不服として控訴しており、今月中にソウル高裁春川(チュンチョン)支部で控訴審が始まる。
(c)news1

