韓国教育省は15日、来年から地方大学の編入学配分基準の規制を緩和すると明らかにした。ただし、医学部や薬学部、師範学部などには適用しない。
現行の定員内編入学規定は、大学が編入学選抜可能総人員の範囲内で、募集単位別欠損人員の範囲内に学生を選抜できる。募集単位別の欠損人員が重要な物差しだった。
同省はこれを改善し、募集単位別欠損人員制限を廃止する。適用対象は地方大学に限定される。これによって、地方大学は来年から編入学選抜可能総人員範囲内で募集単位別欠損人員を超過して編入学学生を自律配分できるようになる。
例えば、編入学選抜可能総人数が20人のA大学のB科とC科でそれぞれ10人の欠員が発生したと仮定すれば、今はB科とC科の計10人ずつ編入学で学生を選ぶことができた。しかし、今後B科は15人、C科は5人など自律的に編入学人員を配分できる。
今回の改善案は地方大学特性化支援のために2023学年度から地方大学に限って優先的に施行する。
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