韓国大統領選を10日後に控えて実施された世論調査で、保守系野党「国民の力」候補、ユン・ソンヨル（尹錫悦）氏と与党「共に民主党」候補のイ・ジェミョン（李在明）氏が超接戦を繰り広げていることが、27日わかった。
韓国リサーチがKBSの依頼で実施した支持率世論調査の結果、イ候補とユン候補がともに39.8％で同率となった。続いて中道野党「国民の党」のアン・チョルス（安哲秀）候補8.2％、革新系野党「正義党」のシム・サンジョン（沈相奵）候補3.1％の順だった。
今月10日に同じ機関が実施した調査（7～9日）に比べ、ユン氏は2.1％、イ氏は5.8％、いずれも上昇したが、イ氏の上昇幅が大きかった。
ただ、支持候補とは別に「当選の可能性」を尋ねた結果、ユン氏46.7％、イ氏42.2％だった。両者の差は4.5ポイントだった。
大統領選の性格を聞いた結果、「政権交代」の回答は53％で半数を超え、「政権延長」の回答は39.6％にとどまった。
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