2024 年 5月 10日 (金)
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映画にAI合成データ技術を適用

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人工知能(AI)合成データが映画にも適用され、ESG経営のための技術として活用される。過去に撮影した映像から一部を除いたり、色を変えたりするなど、新しい映画に適合するように映像を変換してリサイクルするやり方だ。

このような合成データ技術は音声合成にも適用し、時間と人件費を減らしてくれる。例えば、AIボイスサンプリング技術で主人公の声を学習したAIが、日本語を駆使した音声を映像と合成し、主人公が日本語を話す効果を実現することだ。

AI合成データ企業「CNAI」と日本の映画製作会社「ZENピクチャーズ」が、実際にこうした映画製作のためにコラボしている。両社は12日、人工知能基盤コンテンツ生産のための業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。

両社は今回の業務協約とともに、2023年封切りを目標に今年10月末クランクイン予定の作品に、CNAIのAI合成データ技術を融合することにした。この作品は韓国で初めての「持続可能な映画製作」。これは、映画製作で使う小物を環境にやさしい製品に代替し、製作のプロセスで発生する浪費を最小化する方式だ。

両社は今回の持続可能な映画製作プロジェクト参加を契機にAI基盤の映像コンテンツ開発を含め、映像コンテンツ分野での包括的協力を継続することにした。今回の業務協約を通じて、CNAIのAI合成データ技術を映像コンテンツ生成に活用し、映像コンテンツ産業に新しい価値を創出するという計画だ。

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