
2025年の旧正月にもらったセベットン(お年玉)をそのまま株式に投じ、2026年の旧正月まで保有していれば、銘柄によっては最大で18倍近い収益を得られたことが分かった。
人工知能(AI)やフィジカルAIへの期待を背景にしたロボティクス産業の成長見通し、株式市場の活況による証券株の上昇など、それぞれ異なる材料が株価を大きく押し上げた。
韓国取引所によると、2025年1月31日(旧正月連休直後の最初の取引日)から2026年2月13日までで最も高い上昇率を記録した銘柄は、成鎬(ソンホ)電子で、上昇率は1732.77%に達した。
成鎬電子は2025年12月、光通信部品メーカー「ADSテック」を買収したとの発表を受け、短期間で株価が急騰した。同社はAIデータセンター向けに使われる光トランシーバー(光受信機)整列装置を手がけ、エヌビディアの子会社メラノックスを主要顧客に持つ点が注目を集め、買いが集中した。
ウォニック(WONIK)ホールディングスも1150.89%上昇した。子会社の事業拡大を背景に半導体とロボットの両テーマの恩恵を受け、企業価値の見直しが進んだ。
まず、半導体市況の回復を受け、子会社のウォニックIPSに対する業績期待が高まったことが追い風となった。ウォニックIPSは半導体製造工程で使用する前工程装置メーカーで、サムスン電子の協力企業である。
さらに、自律走行ロボット(AMR)やロボットハンド、ロボットソフトウエアを開発中の子会社、ウォニックロボティクスへの成長期待も株価を押し上げた。ウォニックロボティクスは米メタと協力しロボットハンドを開発しているとの報道をきっかけに、再び注目を浴びた。
トランプ政権がAIに続きロボット産業を次世代の戦略分野に位置付け、韓国政府も経済成長戦略で5年以内にヒューマノイド分野で世界トップ3入りを目標に掲げたことから、関連銘柄の多くが急伸した。
ウォニックロボティクスを子会社に持つウォニックホールディングスのほか、ヒュリムロボット(778.84%)、ロボティズ(641.48%)なども上位の収益率を記録した。
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