2024 年 11月 26日 (火)
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日韓米軍事同盟は不可避…韓国で「QUAD+α加入の決断」促す報告書

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韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)政権は国防・安全保障体制発展のために日韓関係を日米韓軍事同盟レベルに格上げし、「クアッド(QUAD=日米豪印4カ国の協力枠組み)+α」に加入する決断を下さなければならないという内容の政策研究用役報告書が出て注目される。

「安保政策ネットワークス」は最近、国会事務処に「米中ハイブリッド戦争時代の国家安保戦略研究:韓米日軍事同盟格上げの必要性を中心に」という政策用役研究結果報告書を提出した。

同団体は報告書で「韓米日は事実上の軍事同盟であり、この同盟体制は韓国の経済的繁栄の土台になった。米国の封鎖政策とマーシャルプラン、そして日米同盟と日本の経済的復興は韓国の繁栄と安寧の礎になった」と評価した。

報告書は特に軍事的側面で朝鮮戦争当時、洛東江(ナクトンガン)の戦いと長津湖(チャンジンホ)の戦いで日本を通じた米国陸・海・空軍と後方支援がなかったら、今の韓国は存在しなかっただろうと分析した。

報告書は「今後、朝鮮半島と台湾海峡の危機を韓米日軍事協力なしに抑制することは不可能だ。米国拡張抑止力の基盤となる太平洋司令部と米本土の戦略司令部の戦力展開は、日本の前進基地の役割を前提に発揮される」と説明した。

報告書は「戦闘体系の特性上、韓米日軍事同盟は避けられず、米国の先端兵器技術移転の可能性から、韓国・日本の核武装など数多くの安保懸案が韓米日軍事同盟という枠内で議論される可能性が高い」と強調した。

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