2026 年 1月 11日 (日)
ホーム社会大谷翔平選手が活用「マンダラート」、韓国でも人気沸騰…AI活用した「自己分析+戦略立案」も

大谷翔平選手が活用「マンダラート」、韓国でも人気沸騰…AI活用した「自己分析+戦略立案」も

azoria.artstudio、yumyumyum_80、ggomji_diary(c)news1

「今年こそは続けたい」。毎年手帳の最初のページに目標を書き込むのが恒例だった30代会社員パクさん(女性)は、2026年の年初に向けてこれまでとは違うアプローチを選んだ。

彼女が現在取り組んでいるのは「2026マンダラート」。米大リーグ・ドジャースに所属する大谷翔平選手が高校時代から活用していた「成功の鍵」として知られ、いま韓国のSNSでも注目を集めている自己目標設計法だ。

マンダラートは、中央に置いた最終目標を実現するため、周囲に8つの中目標、さらに64の具体的な行動計画を設定して完成する方式。パクさんは「これまで“読書”など漠然とした目標しか立ててこなかったけれど、今年は“年間○冊読んで、感想文も書く”といった具合に細分化できる」と語る。

実際、SNSには自身のマンダラートを公開したり、自作フォーマットを共有する投稿が増えている。

視覚的にアプローチする方法は多岐にわたる。コラージュ感覚で“なりたい自分”やお気に入りの名言を貼り付けた『ビジョンボード』は、部屋のデコレーションとしても活用されている。

また、自身の信条や使命感を頂点に、ビジョン、目標を下層に配置して構成する『ピラミッド型目標設定』も注目されており、ダイエットや禁煙、英語学習といった型通りの目標から一歩進んだ“自分らしさ”を反映した計画作りができるのが特徴だ。

近年ではAIを活用した「自己分析+戦略立案」も話題になっている。

たとえばChatGPTなどの生成AIに、「この1年間の自分のパターンや成長を要約し、来年に向けた予測を教えて」と入力し、続けて「他人より10倍リードできる戦略を3つ提示し、それぞれのステップや想定される困難・対処法もまとめて」と命令することで、個人に合わせた目標設計が可能になる。

共通するキーワードは「具体性」と「視覚化」だ。

“先延ばし”研究の第一人者である延世大学心理学科のイ・ドングィ教授は「目標を記録・視覚化することで、自分の現状と目標のギャップに気づく“自己モニタリング効果”が働き、自己調整能力の向上につながる」と説明する。

また、こうした新年計画ブームについては「不確実性が高まり、思い通りにならないことが増えるほど、人はコントロール感や安定感を得るために行動計画に頼る傾向が強まる」と分析している。

ただし、計画に囚われすぎると逆効果になるおそれもある。イ・ドングィ教授は「完璧主義や強迫的な計画立ては、実行できなかった場合にストレスへとつながるため、柔軟性も大切だ」とアドバイスする。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular