中国の大手テクノロジー「アリババグループ」が運営する海外向けの通販サイト「アリエクスプレス(AliExpress)」とショッピングプラットフォーム「テム(Temu)」が超低価格戦略を売りに利用者を急増させている。ただし、利用者の多さに比べ、1人あたりの決済額は伸び悩んでいるようだ。
アプリ・リテール分析サービスのワイズアプリ・リテール・グッズ(ワイズアプリ)によると、今年第1四半期の「アリ」の決済推定額は8196億ウォンで、昨年第1四半期(3101億ウォン)より164%増えた。
昨年7月、韓国市場に進出した「テム」の今年第1四半期の決済推定額は911億ウォンだった。昨年8月の10億ウォンから先月は463億ウォンへと453%増加した。
2社は、超低価格戦略を前面に出し、利用者数が大幅に増えた。ワイズアプリのデータで推算した第1四半期基準アリの月平均利用者数は807万6714人、テムは660万4169人だ。
ただ、1人当たりの決済推定額は、低水準にとどまっている。アリとテムの今年第1四半期の決済推定額をアプリ利用者数で割った場合、1人当たりの決済額はそれぞれ3万3622ウォン、4451ウォンと推定される。
(c)news1