2024 年 12月 24日 (火)
ホーム政治・社会・経済偽物騒動――ムシンサ取引額4倍の成長の秘けつ (上)

偽物騒動――ムシンサ取引額4倍の成長の秘けつ (上)

釜山本部税関で摘発された有名ブランドの偽物のスニーカー2000足あまり(本文とは直接的な関係ありません)©news1

ブランドプラットフォーム「バラーン(BALAAN)」が再び「偽物騒動」に巻き込まれた。バラーンで約30万ウォンで販売された米国ストリートブランド「ステューシー(Stussy)」のワールドツアーフードジップアップ(WORLD TOUR ZIP)が今月初め、ネイバークリーム(NAVER KREAM)で再販売(リセール)されたが、偽物と判定された。この製品は16万7000ウォンで販売された。

クリームはこの製品のメインラベル、ケアラベル、内部ラベルなどが正規品と違うと偽品と判定した。紙タグと服に貼られたタグに書かれたシリアルナンバーも違っていたことが確認された。

ブランドプラットフォーム3社の一つであるバラーンは、上半期にもナイキスニーカーの偽物を流通させて問題になったが、最近再び偽造品販売疑惑に巻き込まれることになった。バラーンは今年だけですでに2回の偽品騒動が起き、消費者の信頼失墜が避けられなくなった。

業界では、同じ問題が繰り返されるのを防げなかったのは、バラーンの責任が大きいと指摘している。

バラーンだけではない。消費者主権市民会議が統計庁から入手した「偽造商品摘発件数」統計を見れば、マストイット(Mustit)は2020年、ナイキ(Nike)、アディダス(Adidas)など主要ブランド品の偽物を207件も流通させたことが明らかになった。マストイットの2021年の偽品流通摘発件数は前年対比80.7%増加した374件だった。

業界では「並行輸入した販売者が入店しており、自主検収力が不足している名品プラットフォームは偽物流通を源泉遮断 完全には防ぎきれないようだ」という懸念が広がっている。

©news1

RELATED ARTICLES

Most Popular