韓国銀行は1日、今年第2四半期の実質国内総生産(GDP)暫定値を0.7%と発表した。名目国民総所得(GNI)は546兆3000億ウォンを記録した。これは7月に発表された速報値0.7%と同じだった。
速報値に含まれなかった四半期末の統計資料が反映された結果、民間消費が0.1ポイント、政府消費が0.4ポイント、建設投資が0.4ポイントそれぞれ下方修正され、設備投資は1.5ポイント上方修正された。
経済活動別に見れば、第2四半期の製造業は、化学物質・化学製品、1次金属などを中心に前期比0.7%減少した。建設業も0.1%減ったが、サービス業は宿泊・飲食店業、運輸業、文化・その他のサービス業などを中心に1.8%増加した。
支出項目別では、民間消費が準耐久財(衣類や靴など)とサービス(娯楽文化、飲食宿泊など)を中心に2.9%増加した。
政府消費は社会保障現物恩恵を中心に0.7%、建設投資は0.2%、設備投資は0.5%それぞれ増えた。
輸出は化学製品と1次金属製品などを中心に3.1%減少し、輸入は原油と天然ガスなどを中心に1.0%減少した。
一方、第2四半期の名目国民総所得は前期比1.3%増の546兆3000億ウォンと集計された。前期比成長率の1.3%は名目GDP成長率の1.5%を下回る水準だ。
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