ベッド業界の「兄弟企業」である「エースベッド(Ace Bed)」と「シモンズ(Simmons)」がそれぞれ異なる戦略で韓国のMZ世代攻略に乗り出した。
エースベッドがBLACKPINKのジェニーや俳優パク・ポゴムら芸能人をモデルに起用してキャンペーンを展開する一方、シモンズは若いアーティストとコラボして製品やモデルが登場しない広告映像物を制作してブランド価値を宣伝する。
シモンズは業界で初めてブランドキャンペーンに「デジタルアート」を取り入れたNFTを発行した。ヤング・クリエイティブ・アーティストのブウォン(BUWON)、メイキム(MAY KIM)、チャ・インチョルの3人と、2022ブランドキャンペーン「オードリー・サティスファイング・ビデオ(Oddly Satisfying Video=OSV)」デジタルアートをNFTで作る。
エースベッドは先月13日、パク・ポゴムを「良い眠り」キャンペーンシーズン3の新規広告モデルに選び、初めてテレビCMを公開した。「良い眠り」が呼び起こす肯定的な効果とベッドの本質的価値を伝えるため、5年にわたって「良い眠り」キャンペーンを展開している。パク・ポゴムは2018年から入隊前まで「良い眠り」キャンペーンの広告モデルとして活動し、空白期間はジェニーがモデルを務めた。
両企業が異なる戦略でMZ世代攻略に乗り出す理由は、MZ世代が持つ「消費傾向」と無関係ではない。業界関係者は「MZ世代は購買する時、心理的な満足感を重要視している。彼らの目線に合わせたマーケティングに集中せざるを得ない」と説明した。
©news1