2024 年 12月 26日 (木)
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ソウル市が「夜間パトロール」の自動運転ロボット導入…安全ぜい弱地域に

(ソウル市提供)(c)news1

ソウル市は、市民が随所で体感できるモノのインターネットサービスを発掘し、都市全域に拡散させるために技術と効果性を検証するモデル事業を推進する。ソウル市冠岳区(クァナクグ)の安全ぜい弱地域を夜間パトロールするため配置された自動運転ロボット2台もその一環だ。

市は2018年からモノのインターネットサービスの充実させる取り組みを進めており、今年は落星垈(ナクソンデ)公園と新林洞(シンリムドン)に防犯カメラやスピーカー、警光灯、各種センサーが結合された自動運転ロボット2基を配置した。

ロボットは夜間にパトロールし、撮影した映像を管制センターにリアルタイムで提供するほか、昼間は公園内の文化財や歴史を案内する。

冠岳区一帯の保育園30カ所には園児2800人余りを対象に「子ども安心地域離脱通知システム」をテスト構築し、行方不明の通報があれば、すぐに警察と近隣のカメラを連携して児童を探す。

西大門区(ソデムング)一帯の300の半地下世帯には浸水、火災、一酸化炭素の感知センサーを設置し、区災害安全対策本部がぜい弱世帯の安全状態をリアルタイムで遠隔管理する。

鍾路区(チョンノグ)管内の消防車進入困難地域13カ所には▽カメラ▽警光灯▽消火栓水圧▽排水▽結氷確認センサー――が結合された知能型遠隔消火栓をテスト構築し、消火栓がいつでも円滑に作動できるよう遠隔管理する。

また、消火栓付近の不法駐停車車両を感知する際、自動的に警光灯と音声メッセージで車両移動を誘導し、消防車通行路を常時確保する。

(c)news1

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