2024 年 11月 24日 (日)
ホーム社会ソウルで再発「オープンラン」…リセール族に代わり「孫へのプレゼント」

ソウルで再発「オープンラン」…リセール族に代わり「孫へのプレゼント」

12月20日午前8時、ソウルのロッテ百貨店本店前にできた行列(c)news1

年末を控えて、韓国でしばらく消えていた百貨店「オープンラン」(購入のため開店前から駆けつける現象)が復活している。ただ最近は事情が異なる。これまではリセール(再販売)族が多数を占めていたが、今はクリスマスや年末を控えて家族と自分のためのプレゼントを買うため人が増えているためだ。

ソウル市中区(チュング)にあるロッテ百貨店ブランド館前。20日午前10時に入場登録が始まるのを前に、午前8時の段階で布団と毛布で全身を覆った市民5人がいた。先頭の人は「午前5時から待っている」という。

ロッテ百貨店のあるブランド品売り場では、リセールを制限するために厳格な規定を設けている。1日の入場者を50人に制限し、携帯電話番号を用いた本人確認も徹底している。

同日午前10時、ソウル市道峰(トボン)区のある大型マート売り場の前にも長い列ができた。百貨店とは違って、大半が高齢者だった。孫たちにプレゼントする「ポケモンパン」を手に入れるため、冷たい風に耐えていた。同日朝の気温は氷点下9度まで下がった。

(c)news1

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