韓国証券市場の半導体代表株であるサムスン電子とSKハイニックスの株価低迷が長引いている。
今年初めに国内外の証券市場が「半導体の春」を迎えたと公言したものの、大口の外国人と機関投資家は売りに終始している。上半期中での反騰は難しいとの見通しが出てから、目標株価を下げた証券会社も登場し始めた。
5日の韓国取引所によると、サムソン電子の株価は先月3.4%下落した。同期間の総合株価指数(KOSPI)の収益率(2.16%)より低い。1~3月期の収益率(-7.9%)もKOSPI(-7.3%)を下回る。SKハイニックスも先月と第1四半期にそれぞれ4.5%、9.9%下落した。前日も下落し取引を終えた。
株価が下落したのは、証券市場の期待とは裏腹に外国人と機関投資家が両銘柄を集中的に売り越したためだ。先月、外国人の売り越し1位はサムスン電子(1兆6355億ウォン)、3位はSKハイニックス(3993億ウォン)だった。機関投資家の売り越し1、3位でそれぞれサムソン電子(2兆2609億ウォン)、SKハイニックス(3072億ウォン)だった。
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