新型コロナウイルス感染の長期化により、韓国でデリバリー料理の需要が増加し、使い捨てスプーン・フォーク・ナイフの生産・輸入量が大幅に増えている。
食品医薬品安全処が15日発表した統計によると、昨年の衛生用品全体供給(生産・輸入)規模は2兆3976億ウォン(国内生産2兆16億ウォン、輸入3960億ウォン)で前年(2兆3943億ウォン)比0.1%増えた。停滞水準を見せたにもかかわらず、使い捨てスプーン・フォーク・ナイフの供給量は大きく増えた。
衛生用品管理法に基づき管理される衛生用品は▽洗浄剤▽使い捨て紙コップ▽使い捨て食器(スプーン・箸)▽トイレットペーパー▽使い捨ておむつ▽衛生タオル▽飲食店ウェットティッシュ▽使い捨てストロ――など19種。
使い捨てフォークの供給量は2019年1501トン、2020年1952トン、2021年2611トンで、新型コロナ前後の2年間で73.9%も増え、使い捨てスプーンも2019年5043トン、2020年6328トン、2021年7196トンと2年間42.7%増加した。使い捨てナイフも2019年964トン、2020年1069トン、2021年1336トンで2年間37.6%増えた。
半面、使い捨てカップの供給量は、売り場内での再使用可能なカップを奨励する政策の影響で2019年30万8000トンから2020年28万7000トン、2021年15万7000トンに半分近く減った。使い捨て箸の供給量も2019年3万5518トン、2020年3万2354トン、2021年3万411トンと小幅に減少した。
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