2024 年 5月 19日 (日)
ホームエンターテインメントイーベイ・ジャパン、日本でのK-フード取引額35%↑

イーベイ・ジャパン、日本でのK-フード取引額35%↑

(c)KOREA WAVE

KドラマやK-POPなどの影響を受け、日本のMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の女性の間でK-フードに対する関心が高まっている。人気品目も冷凍食品から健康食品、飲料、果物など多様化している。

電子商取引(EC)のイーベイ・ジャパンが、自社の運営するネット通販サイト「Qoo10(キューテン)ジャパン」の食品カテゴリーを分析した結果、チーズボールやトッポッキのような冷凍食品、ラーメン、お菓子などのK-フードが安定的な人気を集めていることがわかった。

最近は美容や健康に対する関心が高まり、こんにゃくゼリーやザクロジュースをはじめとする健康食品や新鮮な果物の需要も目立って増えている。果物の中ではさわやかな食感と甘い味、豊かな栄養などでマクワウリが大きな人気を得ている。健康食のトップランナーであるサムゲタンも多くの人をひきつけている。

6月(1~12日)実施の「Qoo10ジャパン」最大割引イベント「メガ割」でも、K-フードの取引額が昨年同期比で35%伸びた。健康食品やサプリメント、飲み物などの人気が高まるなか、健康食品の中でもダイエット、インナービューティー関連の機能性食品が40%以上増加した。「Qoo10ジャパン」の顧客の76%が女性であり、そのうちの70%以上がトレンドに敏感で韓流文化を好む10~30代という点が影響を及ぼしたようだ。

イーベイ・ジャパンは、日本のMZ世代女性顧客層が多い「Qoo10ジャパン」の特性を積極的に活用し、日本・韓国間においてK-フードの橋渡し役を果たしている。昨年9月には韓国農水産食品流通公社(aT)とMOUを結び、多様なプロジェクトを進めている。

「Qoo10ジャパン」は、オープン6年で日本国内において会員数1000万人を突破し、2023年上半期には会員数2300万人を超えた。

イーベイ・ジャパンKRBiz本部のパク・ヨンイン室長は「伝統的に求められていた冷凍食品やラーメン、おやつ類のほかにも、飲料やダイエット、インナービューティー関連の機能性食品の需要が大きく高まっている。今後も多様なK-フードが日本でさらに市場を拡大できるよう行事を集中的に開催する」と意気込んでいる。

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