今年の冬、新型コロナウイルス感染症と呼吸器感染症を引き起こすさまざまなウイルスの「同時流行」の懸念が高まる。同時流行の可能性が高い代表的な疾患としてはインフルエンザと「ヒトメタニューモウイルス感染症」がある。
韓国政府は対応策として、ワクチン接種と個人防疫規則の順守を掲げている。現在、政府は子供、妊婦、高齢層を対象にインフルエンザワクチンの無料予防接種を、高齢層・基礎疾患者ら高危険群を対象に新型コロナウイルスの改良ワクチン接種を実施している。6歳未満の乳幼児を中心に広がっているヒトメタニューモウイルス感染症に対しては、手洗い、マスク着用など個人防疫規則順守に万全を期してほしいと要請する。
疾病管理庁によると、満70~74歳のインフルエンザワクチンの無料予防接種が17日に始まった。対象者は1948年1月1日から1952年12月31日生まれだ。
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