韓国のあるオンラインコミュニティに最近、「韓国だけにあるナイキショッピングバッグの近況」という投稿があった。ナイキのリユーザブルショッピングバッグを再加工して販売しているホームページ画面を整理したものだ。
リユーザブルショッピングバッグは、ナイキが紙のショッピングバッグを減らすために2021年に作ったエコバッグ。耐久性に優れ、何度も利用できる。白地にナイキのロゴが刻まれている。
投稿には「売り場で1000~2000ウォン(1ウォン=約0.1円)で買うリユーザブルバッグをリフォームして売っている。これは商標権侵害ではないか」と指摘している。
公開された写真を見ると「ナイキリユーザブルミニバッグ」という名前で販売されるカバンは、肩に斜めにかけられるクロスバックとして加工されており、価格は7万9000ウォンもする。
販売者は「リユーザブルバッグを手で裁断し、ロゴを最も目立つ位置にして縫製した。美的感覚が必要な作業だった。裁断と縫製に長じた製造者を探して製品化するのはとても難しかった」と紹介している。
これを見たネットユーザーは「ナイキのロゴを使ってもうけるのは問題だ」「あまりにも高い」といった反応を示した。
こうした批判的な議論が沸騰すると、ホームページは削除された。
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