2024 年 5月 4日 (土)
ホーム経済不動産「1979年生まれ」銀馬アパート再建築の軌道…最高35階変身

「1979年生まれ」銀馬アパート再建築の軌道…最高35階変身

「銀馬」マンションの全景©NEWSIS

韓国の「江南(カンナム)再建築の象徴」である大峙洞(テチドン)銀馬(ウンマ)アパートがソウル市再建築審議を通過した。再建築推進26年ぶりに事業が本軌道に乗ることになったのだ。今回の審議通過で江南の真ん中に5778世帯の大団地が建設される予定だ。

ソウル市によると、市は19日、第11次都市計画委員会を開き、江南区銀馬アパート住宅再建築整備計画樹立および整備区域指定・景観審議案を修正可決した。

今回の審議を通じて銀馬アパートは33棟、5778世帯で建設される。公共住宅678世帯も含まれる。最高階数は35階以下に建てられる。建ぺい率は50%以下、上限容積率は250%以下で適用される。同委員会は公共寄与計画として歩車混用通路と公園を造成し、周辺生活圏と調和した整備計画を樹立するようにした。

銀馬アパートは江南区大峙洞316番地一帯に1979年竣工した28棟、4424世帯の老朽アパート団地として江南再建築の大物に挙げられてきた。1996年から再建築事業を推進したが、事業がその都度失敗に終わり26年間足踏み状態を持続した。

2003年再建築推進委員会設立以後、安全診断で3回も脱落し、2010年4回目の挑戦の末、条件付き再建築が可能なD等級を受けた。だが、2017年、アパートを49階の高さに建てようとしたが「35階の階高制限」を導入したソウル市の反対で事業が遮られた。以後、再建築事業は遅々として進まず、事業方式を巡り住民間の軋轢が大きくなったりした。

オ・セフン市長就任後、再建築規制が大幅に緩和され、事業再推進に速度が上がり始めた。整備案は小委員会の諮問などを経て、5年ぶりにソウル市都市計画委員会に上程された。

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