韓国のベストセラー「女のすべての人生は20代に決まる」の作家ナム・インスクが、3年ぶりに新作「私のやり方で生きています」(ヘネム出版社)を出した。
「女のすべての人生は20代に決まる」が韓国と中国で計380万部以上売れたことから、ナム・インスクは読者の間で「女たちのメンター」として親しまれている。
新作でナム・インスクは、自身のショッピングが好ましい習慣として定着するまでの過程を、文筆家特有の自己検閲と観察を通して描いている。
健全なショッピングは、欲望と現実の狭間で揺らぐことなく、人生のための道具と財貨を交換する楽しみを与えてくれる。生きるという行為と、物に支配されない態度が、人生をコントロールすることにつながる。
ナム・インスクはカードを5万回使ったと告白するほど買い物好き。その際、「自己に対する統制を失ってはならない」と助言する。
たとえば、宅配ボックスが一杯になるほど買い込むのは、むしろ不安心理からくるショッピング中毒に近い。
そのため、ナム・インスクは、物をむやみやたら買い込むようになれば、重要な決定にはもっと慎重になれ、と指摘する。
何よりも▽所有でなく経験を重視すること▽良い物ほど惜しまずエンジョイすること▽贈り物の際にはコスパではなく素敵な経験をプレゼントすること▽良い消費者になるには、まず物の整理ができるようになること――など、日常生活で心がけるべきノウハウを教えてくれる。
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