2026 年 2月 17日 (火)
ホーム経済流通「消えた特需」深夜五輪は売れない?…韓国・流通業界の照準は「チキンとビールで団体観戦」のWBC・W杯

「消えた特需」深夜五輪は売れない?…韓国・流通業界の照準は「チキンとビールで団体観戦」のWBC・W杯

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ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕して久しいが、韓国の食品・飲料業界では「かつての五輪特需が消えた」との声が広がっている。単独中継や時差、スター選手不在など複合要因の影響で、流通各社は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や6月のFIFAワールドカップに照準を切り替えつつある。

公式スポンサーを除けば、大規模キャンペーンを展開する企業は限られる。パリバゲットは「チームコリア」のフォトカード配布やポップアップを実施▽CJ第一製糖は現地のコリアハウスで「ビビゴ」商品をPR▽カスはメダル獲得時にノンアルコール飲料のクーポンを配布――など。

一方、2022年北京大会時のような「ビール4缶割引」や「チキン特価」といった大規模販促はほぼ見られない。

業界では▽総合編成チャンネルによる単独中継▽欧州開催による約8時間の時差(深夜・早朝試合)▽国民的スターの不在――などが関心低下の要因と分析する声が多い。深夜帯の競技では“団体観戦→飲食需要増”という従来の消費パターンが生まれにくい。

3月のWBCは日韓戦を含め午後7時開始の試合が多く、夕食・晩酌需要と直結しやすい。6月のW杯予選も視聴しやすい時間帯が想定され、チキン・ビール・スナック類の需要増が見込まれる。関係者は「五輪はまだ初期段階で売り上げ変化は限定的。春以降、屋外活動が増える時期に球技中心のマーケティング競争が本格化するだろう」と話している。

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