韓国のオンライン販売「マーケットカーリー」を運営するカーリーが、最低購買数量制限品目を増やしている。新規株式公開(IPO)を控え、収益性の改善を図るためだ。このほか、カーリーはオープンマーケット、ビューティーカーリーなどを導入し、収益性を高めようとしている。
カーリーは価格が安かったり、管理が難しかったりする商品を中心に最低購買数量制限をかけている。これまでも一部の品目はこの規定が適用されてきたが、最近になってこうした商品が増えた。
現在、ピビゴサバ焼き、プルムウォン豆腐、キム・グウォンスンドゥブ、カリス(カーリーPB)豚肉ハム、ジョンククデリミートベーコンなどの商品は、2個以上でなければ購入できない。このうちの一部は、今年上半期までは1個だけでも購入できた商品だった。
カーリーは最底購買数量をそのまま維持する商品でも、セットでのみ買えるようにした。
例えば、ベターミー鶏胸肉は最底購買数量は3個のまま。ただ、これまではプレーン、チョンヤンチーズ味、カレー味など多様な味を取り混ぜて買えたが、今回は同一商品を1セット(箱)単位でのみ購入できる。つまり、プレーン3個あるいはチョンヤンチーズ味3個などとなった。
カーリー関係者は「物流現場で効率的に運営するためだ」と説明している。
©MONEYTODAY