2024 年 11月 15日 (金)
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「徒歩10分圏内の店を探す」新機能…韓国のサイト、ランチの悩み解決

タングンの新機能「徒歩10分」(c)KOREA WAVE

韓国の地域生活コミュニティサイト「タングン」は23日、自社のショートフォームサービス「タングンストーリー」で、利用者が認証した位置を基準に700メートル以内の店を動画で紹介する機能「徒歩10分」を発表した。ランチの店の検索などに威力を発揮しそうだ。

「徒歩10分」は、徒歩で10分(700メートル)以内に移動可能な店の動画コンテンツだけを視聴できる機能だ。これまでのように設定エリアのすべてのショートフォームコンテンツが出てくるのではなく、徒歩10分圏内の店の動画を一括して確認できる仕組みだ。

ランチ場所を選ぶ際や、近隣の飲食店やカフェを探す際の悩みが軽減されそうだ。

タングンストーリーは、近隣の店に関する話題を1分以内の動画で共有できるショートフォームサービスで、昨年11月にソウルの江南(カンナム)、瑞草(ソチョ)、松坡(ソンパ)エリアで開始し、今年6月にはソウル全域にサービスを拡大した。他の全国規模のショートフォームサービスとは異なり、近隣住民を対象とするタングンストーリーは、地域の店主が効果的な宣伝手段として注目。また、地域の情報を知りたい利用者の間でも人気を集めている。

ソウル全域にサービスエリアを拡大した結果、タングンストーリーの利用者数と全体視聴件数は約6倍増加。アップロードされたショートフォーム動画コンテンツ数も2.5倍増えた。特に、飲食店やカフェ、デザート関連のコンテンツが33%で最も高い割合を占め、続いて運動(11%)、ビューティーショップ(10%)、趣味(8%)など、さまざまな業種の地域店舗情報が活発に共有されている。

タングンストーリーを企画したカン・ジファン氏は「徒歩10分機能は、地域の店主にとって非常に近距離の潜在顧客をターゲットにできる効果的なマーケティングツールだ。一般利用者には全く新しい店舗探しの体験を提供するだろう。今後もタングンストーリーの機能を高度化し、サービスエリアを徐々に拡大しながら地域経済とコミュニティの活性化に積極的に貢献したい」と語った。

(c)KOREA WAVE

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