世界52の国・地域を対象にした「外国人が住みやすい」国・地域の調査で、韓国は下位の40位を記録した。ただ「生活の質」「旅行・交通」「医療と健康」などの詳細評価項目では高い評価を受けた。
海外居住者ネットワーク「Inter Nations」が22日発表した報告書「エキスパートインサイダー（Insider）2022」で、韓国は外国人が住みやすい国の総合順位で40位にとどまった。ただ項目別評価では上位に入り、生活の質分野で9位、旅行・交通分野では4位で、医療と健康分野では2位となった。
韓国に居住する外国人は、韓国での全般的な生活には満足していないが、体系的な医療サービスや、全国どこでも簡単に移動できる交通網などは肯定的に評価したと分析される。
総合順位は1位がメキシコ、2位がインドネシア、以下、台湾、ポルトガル、スペインなどが続いた。米国は14位、ロシア17位、中国33位、日本は47位だった。韓国の前後はスウェーデン（39位）とギリシャ（41位）となった。調査対象地域ではクウェートが最下位（52位）だった。
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