韓国でオーナーのいる大企業グループのうち創業者が即ちトップである割合がこの10年間で2倍近く増加したことがわかった。
企業分析研究所「リーダーズインデックス」によると、公正取引委員会の基準による資産規模5兆ウォン(1ウォン=約0.1円)以上の大企業グループのうち、創業者がトップである企業グループは2012年の25.6%(43社中11社)から今年には41.7%(72社中30社)へと2倍近く増えた。
この10年間、産業構造の変化でIT企業と建設、バイオ企業が新規に大企業グループに編入され、企業グループの中で創業者がトップと同一人である企業が大きく増加したという説明だ。
トップの平均世代は10年間で1.7世代から1.8世代に小幅増加した半面、経営に参加しているオーナー一家の平均世代は2.2世代から今年2.6世代に増え、新規創業企業グループの編入と経営権継承が同時に進行していると分析された。
経営に参加しているオーナー一家が創業3世の企業グループは44.4%の32社で、10年前の30%に比べて14.4%ポイント増加した。一方、オーナー一家の創業2世が経営参加している大企業は、10年前の53%から今年38%に減少した。
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