韓国の文化体育観光省は7日、世宗学堂財団と共同で、今年から「メタバース世宗学堂」を運営すると発表した。K-POPやドラマなど世界的に韓国文化の人気が高まる中、外国人が仮想世界で韓国語を学べる。
世宗学堂は韓国語や韓国文化を広く知らせるための政府公認の教育機関。メタバース世宗学堂は韓国語授業が開かれる講義棟とK-カルチャーを体験できる文化体験棟、大規模行事が開催される行事棟などでキャンパスが構成されている。
韓国の日常生活を体験しながら韓国語会話を勉強できる「街空間」もあり、東大門デザインプラザ(DDP)、ソウル駅、漢江公園、広蔵市場など代表的な名所が設けられている。
脱出ゲームマップと「韓国生活360°仮想現実(VR)映像」の2種も公開し、韓国民俗体験村、遊園地など新たな地図と韓国語・K-カルチャー体験ゲームコンテンツなどを順次披露していく予定だ。
世宗学堂の受講待機者数は1万人に迫っている。昨年11月25日~12月31日、メタバースがテスト運用された時には公開当日だけで4643人が訪問、計123カ国で1日平均480人が接続した。
ソウル東大門区のコンテンツ文化広場で7日、記念イベントが開かれ、メタバースと連携してキャンパスを探訪し、祝賀公演が披露された。
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