韓国ロッテ製菓の代表的な菓子「ペペロ(PEPERO)」をプレゼントするいわゆる「ペペロデー」(11月11日)が海外でも流行が広がっている。
同社によると、カザフスタンでペペロデーへの関心が高まり、テレビ広告を進めているという。昨年、中国では人気グループEXOの写真をペペロパッケージで印刷し、ペペロデーの記念プレゼントとして販売して流行させた。シンガポールでは、ペペロデーの認証写真をSNSに掲載するマーケティングで注目を集めた。
海外でのペペロデーへの関心は2010年に遡る。当時、米国の小学校参考書(Reading for the gifted student)にペペロデーが紹介され、2012年には米マサチューセッツ工科大学(MIT)キャンパスでペペロデー行事が開催された。英大手流通会社テスコ(Tesco)は同年、ペペロを自社ブランドに登録した。
人気ぶりは輸出額にもあらわれている。2013年に2000万ドルだったペペロの輸出額は昨年は5000万ドルに達し、毎年増加傾向が続く。
1983年に発売されたペペロは1995年までの13年間、累積1630億ウォンの売り上げを記録した。ペペロデーができた後の1996年から昨年までの25年間では、1兆6000億ウォン以上の売り上げを記録している。
昨年末までの累積販売額は1兆8000億ウォンで、約34億万箱が販売されたと推定される。販売されたペペロを一列に並べると、地球13周を超える。
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