韓国消費者院がオーディオブックの利用経験がある消費者を対象に満足度などをアンケートしたところ、再生機能についての満足度は高かったが、価格への不満は大きいという結果が出た。
オーディオブックは、文字になっている紙の本または電子ブックを音声に変換して提供するサービスだ。
韓国国内オーディオブックの市場規模は2019年の約171億ウォンから2020年は約300億ウォンと推定される。
消費者院調査対象の「ミルリの書斎」「ストーリーテル(Storytel)」「ウィラオーディオブック(welaaa Audio Book)」の3社のオーディオブックサービスの総合満足度は平均3.47点だ。
サービス商品満足度の6つの要因(価格・可聴性・商品・再生機能・購買取り消し・払い戻し・付加機能)のうち、再生機能に対する満足度が平均3.68点で最も高かった。半面、価格満足度は平均3.24点で最も低かった。
消費者はオーディオブックサービスの選択要因として▽オーディオブックの数(32.0%)▽サービス利用価格や提携割引(28.7%)▽ナレーターと声優の多様性(17.5%)▽利用プラットフォームで安定的にオーディオブックが再生されるかどうか(7.8%)――などが重要だと答えた。
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