
生成型AI(人工知能)技術で音楽を作る韓国のスタートアップ「POZAlabs」がこのほど、サムスン生命の「良い知らせの始まり」広告キャンペーンのBGMを製作したと発表した。
この広告は、流れる音楽とともに、次々と写真を映し出すタイプ。先月19日にサムスン生命ユーチューブチャンネルで公開され、10日間で再生回数300万回を記録した。BGMやジングル(CMなどで使われる短い曲)、広告映像に映し出されるイメージまで、すべてAIで作られた。
POZAlabsは今回の広告キャンペーンでBGMとジングルの製作を担当した。「良い時にもっと良い知らせを伝えよう」というスローガンに合わせ、軽快で希望に満ちた雰囲気を表現するためにビッグバンドを思わせるジャズの曲を生成した
POZAlabsのホ・ウォンギル代表は「高い完成度を要求する広告音楽の特性を考慮し、音源データ生成、ミキシング、マスタリングや最終音源選定まで心血を注いで作業した。国内で初めて100%AI技術で製作した広告だ」と胸を張った。
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