韓国国民の半数以上が、K-POPなど韓流文化の影響力が20年余りで40倍以上成長したと考えていることがわかった。
全国経済人連合会はこのほど、市場調査専門機関モノリサーチに依頼し、全国18歳以上の国民1011人を対象に「韓流拡散に対する国民認識調査」を実施した。
その結果、2000年と比べて今年「影響力が40倍以上大きくなった」という回答が58.2%だった。このうち50倍以上という回答が43.9%、40~50倍の回答が14.3%だった。調査結果は1~50倍というアンケート回答の平均を出して推算した。
韓流ブームが世界的に拡散できた要因としてユーチューブやネットフリックスなど流通プラットフォームの発展・多様化(34.2%)を挙げた。
主なコンテンツとしては、グループ「防弾少年団(BTS)」などK-POPアーティスト(65.9%)を最も多く挙げた。次に▽「イカゲーム」「パラサイト~半地下の家族」などK-映画・ドラマ(26.4%)▽餃子、ラーメンなど韓国料理と美容(3.4%)▽ウェブトゥーン・芸能(2.6%)▽ゲーム(1.7%)――などとなった。
韓国国民は韓流がグローバルなブームになったのは、国内企業の役割が大きいと考えている。企業が寄与したという回答が63.3%に上った。
国家経済に寄与するかどうかについては国民の10人中8人以上が「そうだ」と考えている。理由としては国家の地位とブランド価値向上による輸出拡大(42.6%)が最も多かった。
(c)MONEYTODAY