韓国警察庁ユーチューブチャンネルにこのほど「悲鳴を上げながら道路を走り回る理由」という題名の映像が上がってきた。真夜中に道路の真ん中で、薬物に酔った男性が警察官と対峙する様子が収められている。
警察は8月、京畿道南楊州のある道路で「ある男が道路中央分離帯を行き来しながら乱暴を働く」という112通報を受けて出動した。
映像によると、警察は現場に到着し、周辺を見回していたところ、悲鳴を上げながら走っている男性を発見した。
道路に立っていた男性は警察官を見ると大声で叫びながら逃走し始めた。警察も中央分離帯を越えて反対側の車線に移る男性を猛追撃した。
男性は幻覚を見たかのように警察官に不明な言葉で叫んだ。「どうしたのか」という警察の問いにもなかなか興奮を鎮めることができないまま荒々しく抵抗した。
この時、警察はちょうど到着した支援警察官の助けで男性を制圧した。逮捕された警察は検挙される過程で、警察の腕を噛んだりもしたという。
男性は薬物検査の結果、陽性反応が出た。警察は薬物類管理に関する法律違反や公務執行妨害、傷害の容疑で男性を検挙した。
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