2024 年 7月 24日 (水)
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韓国の映画・ドラマファンをひきつけるロケ地・聞慶と安東

聞慶の加恩オープンセット場(聞慶市提供)©NEWSIS

韓国慶尚北道の聞慶(ムンギョン)、安東(アンドン)両市が時代劇ドラマや映画のロケ地として脚光を浴びている。

◇オープンセット場

両市によると、聞慶では昨年、聞慶セジェ・オープンセット場で大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』、ドラマ『恋慕』『袖先赤いクットン』など、計18作品、175回の撮影があった。

聞慶の加恩(カウン)オープンセット場では、ドラマ『ポッサム』『ホン・チョンギ』『花が咲けば、月を想い』など、計15作品で103回の撮影。ドラマ『ファンホン(還魂)』『御史とジョイ』や、その他多くの作品の撮影も続いた。

このように聞慶市が映画やドラマのロケ地として人気を集めている理由に、聞慶市が韓国の中心部に位置していることや、首都圏からのアクセスが良いことが挙げられる。また、韓国国内で最大規模の時代劇ロケ地であることや、セジェ城郭や探訪路などの美しい撮影空間も人気に拍車をかけている。

国連朝鮮再建機関(UNKRA、1950~58)の援助でつくられた聞慶セメント工場など、ひと味違う近代的な背景も、撮影チームを釘付けにしている。

特に、オーダーメイドによるさまざまな現場支援も、映画やドラマのロケ地誘致に大きな役割を果たしている。

聞慶市は2019年、市映画産業振興条例を制定し、ロケ地支援、映画・ドラマの撮影インセンティブ支援、安定した制作環境や観光開発における交流を手掛ける事業など、積極的なマーケティングを進めている。

純制作費3億ウォン以上の国内外の映画・ドラマで、聞慶市で5回以上撮影する場合、地域での宿泊費、食費、燃料費、エキストラ料、機材使用料など、制作費の20%(最大1000万ウォン)を支援する。

事業を始めた年である2019年のインセンティブ支援作品は、ドラマ『私の国』『朝鮮生存記』の2作品。2020年はドラマ『風と雲と雨』『トレイン』、映画『宇宙+人』の3作品、昨年はドラマ『ホン・チョンギ』『恋慕』『花が咲けば、月を想い』『袖先赤いクットン』の4作品をそれぞれ支援した。

こうした制作費支援は、撮影チームの経費負担を減らし、地元の飲食店や宿泊施設の利用を通じた地域経済の活性化に貢献している。

聞慶セメント工場では、来年上半期の完成を目標に、年中撮影可能な室内撮影スタジオ(敷地面積6267平方メートル、建物1817平方メートル)を建設中だ。

◇海上撮影セット場

安東市の海上撮影セット場も時代劇の映画とドラマのロケ地として人気を集めている。

昨年、安東湖の石洞船着場付近に設置された海上撮影セット場で、KBSドラマ『花が咲けば、月を想い』『恋慕』『太宗イ・バンウォン』など、6つの時代劇の海上シーンが撮影された。MBNドラマ『ポッサムー運命を盗む』、tvNドラマ『御史とジョイ』『ファンホン(還魂)』などの海上撮影もここで進められた。

期間中、約1000人の出演者やスタッフが訪れ、7200万ウォンの使用料が収入となった。

2000年にKBS大河ドラマ『太祖王建』の撮影を機にセット場が建設されて以降、『不滅の李舜臣』『イ・サン』『ファン・ジニ』『美人図』『群盗』『雲が描いた月明り』など約100作品のドラマと映画が撮影された。

安東湖海上撮影セット場は木造船3隻、長さ160メートルの船橋1式、藁ぶき屋根の家8棟などの施設を備えており、海上背景を必要とする時代劇の撮影に最適な場所とされている。

広々とした安東湖、荒廃を免れた自然環境を含め、他の場所より競争力を備えているという評判を得ている。

コ・ユンファン(高潤煥)聞慶市長は「聞慶にはセット場をはじめ、仙遊渓谷などの美しい自然景観と、聞慶エコララ、加恩駅などの観光名所、聞慶セメント工場を有しており、映画・ドラマの撮影に最適な地。これからもそうあり続けるよう努力していきます」と述べた。

©NEWSIS

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