2024 年 2月 26日 (月)
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実態調査すると…ドラマでも酒を飲む芸能人たち

問題飲酒場面の放送通信審議委員会制裁措置事例(2021年)。上はドラマ「肝の落ちる同居」、下は芸能「憎い我が子」(韓国健康増進開発院提供)©news1

韓国政府機関が「国民健康増進法」を根拠に、SNSなどの酒類広告や飲酒場面の実態調査をした結果、違法な酒類広告の10編中9編が、SNSに掲載されたものだった。

また、テレビドラマや芸能番組1本当り飲酒の場面は0.9回登場し、OTTには放送メディアより有害な飲酒場面があらわれる割合がさらに高く、放送界や制作関係者の自浄努力が求められる。

◇違法広告1430件…飲みすぎ警告未表記、飲酒勧誘を多数発見

韓国健康増進開発院はこのほど、放送、通信、印刷媒体の酒類広告とテレビドラマ、芸能番組、YouTube、OTT自主制作ドラマ・芸能などを点検した結果をもとに、このような内容の「2021年酒類広告および飲酒場面実態調査」の結果を発表した。

違法な酒類広告は1430件確認された。SNSでの酒類広告違反率が92.4%(1322件)で最も多かった。違反した事例としては、飲みすぎ警告文の表記なしが40.4%(683件)、直接・間接的な飲酒勧誘表現が28.1%(475件)、景品および割引表現25.9%(483件)の順だった。

最近の酒類広告やマーケティングトレンドを調べると、「一人酒、家飲み族」を狙ったコンビニやスーパーでの酒類販売、スマートオーダーアプリ・オンライン注文での配達可能な伝統酒発売、酒類購読(キュレーティング)サービスなど、消費者が飲酒を日常的でなくてはならないものと感じるよう誘引している。

酒類会社のキャラクターマーケティング事例(韓国健康増進開発院提供)

特に▽有名芸能人モデルを使った広告▽酒類製造メーカのキャラクター商品販売▽一般の飲料と区分しにくい酒類容器▽食品会社と酒類会社のコラボ製品発売――などは、児童や青少年に酒が身近な存在だというイメージを与え、将来の顧客として誘導していくマーケティング手法だと判断した。

テレビドラマ・芸能の場合、番組1本あたり飲酒場面が0.9回。地上波(0.7回)より総合編成・ケーブル(1.2回)で、芸能(0.5回)よりドラマ(1.3回)で、それぞれ飲酒場面がより多く現れた。

◇「私も飲みたい」と思わせる…先進国並みに規制強化を

飲酒場面全体の中では、32.2%で一気飲み、杯回し、爆弾酒などの行為を、11%で飲酒後の高歌放吟、悪口、暴力などの場面があった。特に出演者の日常などを見せるバラエティ番組では、飲酒場面が1回の放送の中での25%以上を占めていた。

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