2024 年 7月 25日 (木)
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医療の混乱が続く韓国、医学部教授の集団辞職の動きに「どうしろというのか」と怒るがん患者

ソウルの国立中央医療院=写真は記事の内容とは関係ありません(c)news1

「私のようながん患者や救急患者たちはどうしろというのか」

医療の混乱が続く韓国。13日、ソウル市鍾路区(チョンノグ)のソウル大学病院で会った女性患者は、専攻医(研修医)に続き、教授らも集団辞職を決めたというニュースを耳にし、怒りをぶちまけた。

肺がんのステージ4という女性は「医師たちは、どうしたらそれだけ多くの金を稼げるのか」と首をかしげた。一昨年、膵臓手術を受けた夫が入院しているという60代の女性A氏も「専攻医がすべて出て行ったのに、教授まで出て行くなんて、本当に心配だ」とため息をついた。

韓国政府の医学部増員などを受け、専攻医の集団離脱が起きた後、4週間も医療空白が続いている。そうした中、教授まで集団辞職に加わる動きを見せており、患者らの懸念が高まっている。

ソウル大学医学部教授協議会非常対策委員会は11日、「政府が合理的な対策に乗り出さない場合、18日をめどに全員辞職届を提出することにした」と明らかにした。

これより先の7日には蔚山大学医学部(ソウル峨山病院・蔚山大学病院・江陵峨山病院)のすべての教授が辞表を出すことに合意した。

ただし、辞職届の提出は個人の選択に任せており、医療現場を離れる教授がどれくらいいるかは不明だ。ソウル大学病院のある教授は「個人的には(辞職届を)出さないと思う」とし、「(患者がいるのに)どうしたら出ることができるか」と語った。

(c)news1

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