韓国の会社員匿名コミュニティ「ブラインド」にこのほど、「ソウルの警察署の朝の献立です」として写真と文章が投稿された。その内容は極めて粗末で「刑務所にも劣る」と批判を浴び、当該警察署は謝罪に追い込まれた。
警察署勤務とみられる投稿者は「価格は5000ウォン(約546円)、みんな朝食を食べて頑張ってください」と皮肉な書き込みをした。写真によると、朝食はポテトサラダが入ったモーニングパン2個、イチゴジャム、具が少なく底がよく見えるスープだけだ。
また、この投稿には「食券強制購入」とあり、その点にも不満があるようだった。
信じられなかったのか、ネットユーザーが「メニューの一部を除いて写真を撮ったのでは」と尋ねると、投稿者は「全て写っている。パンも2つしか食べられない」と答えた。
その後、この朝食はソウル江北(カンブク)警察署の職員食堂のものであることが明らかになった。
江北警察署側は「増改築完了を記念して特別に昼食でジャガイモ骨スープを無料提供した関係で、朝食準備が多少不十分だった。職員に謝罪した」と釈明。「職員には同意の下、5000ウォン相当の食券を月に10枚前後購入してもらっている」として「押し売り疑惑」を否定した。
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