2024 年 12月 9日 (月)
ホームエンターテインメント俳優クォン・サンウ「薄毛・性機能不全の演技まで…思い切って崩れました」 (上)

俳優クォン・サンウ「薄毛・性機能不全の演技まで…思い切って崩れました」 (上)

クォン・サンウ©NEWSIS

「『クォン・サンウ、演技がうまい』という話は初めて聞きました」

俳優クォン・サンウ(46)はwavve(ウェーブ)オリジナルドラマ「危機のX」でしっかりと“壊れた”。

株式暴落に住宅価格暴騰、勧告辞職まで迎えた「aおじさん」ユン・デウク(クォン・サンウ)に扮し、リアルな現実演技を見せてくれた。特に性機能不全や脱毛など、中年男性なら一度は悩みそうな要素をしのばせ、笑いを与えた。

「この作品で見せるべきポイントは明らかだった。むしろ魅力的な要素なので、きちんと表現しなければならなかった。薄毛の悩みであれ、性機能不全であれ、楽しみながら撮影した。俳優の宿命だ。他の作品で、自分の素敵な姿を見せられるという自信があるので、果敢に(イメージを)崩すことができた。“クォン・サンウがこんな役もするのか”と、より愛情のこもった目で見てくれるようだ。『演技が上手だ』という言葉をもっともよく聞いた。実兄も『このドラマ本当によかった』と言ってくれた」

クォン・サンウはこう打ち明けた。

コメディーを撮る時が一番幸せで楽しい、という。文章で表現されていないことを演技し、現場で監督やスタッフが喜ぶ時、満足度が高い。「演技を注ぎ込んでいるような感じ」になるそうだ。

「初めてヒットした映画『同い年の家庭教師』(監督キム・ギョンヒョン、2003)もコメディーではないか。どの俳優よりもコメディーにセンスがある。楽しく遊べる作品に会いたい」

株式をはじめ、ビットコイン、住宅ローン申請など日常生活の素材も扱って共感する視聴者が多かった。

「株式の話はほぼ90%似ている。本当に身に染みて痛みも大きいが、『ジョンボ(忍耐の意味)』を叫びながら希望を抱いて生きている。どんな場所にも苦痛と不安がある。俳優生活をしながら、自分が進むべき方向と現実について悩む。すべての人がこのような苦痛を経験するが、苦痛をやり過ごすより、面白くて生きられる世の中だという感じを与えたかった」

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