2024 年 5月 19日 (日)
ホームライフスタイル韓国産じゃなかった? コメ価格下落でもメーカーが外国産に変えた理由

韓国産じゃなかった? コメ価格下落でもメーカーが外国産に変えた理由

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韓国の食品メーカーがチャーハン、丼物など一部の加工食品に使われる米を、韓国産から外国産に代替している。これまで業者が加工用のご飯製造に主に使用していた、2~3年経った国産政府米(公共備蓄米)の供給量が減ったためだ。メーカー各社は、国内一般米に比べて半分以下の価格の国産政府米が使えなくなると、これよりさらに価格の低い政府備蓄外国産米を使用した。このコメは、政府が世界貿易機関(WTO)協定によって海外から輸入する義務がある。

CJ第一製糖は今年3月、レトルトカップ飯の「ビッグスパムマヨ丼」や「ビッグツナマヨ丼」などレトルトカップ飯ビッグシリーズ7種に使用する米を韓国産から米国産に変更した。冷凍チャーハン類のコメも2020年に国産から外国産に変えた。同社関係者は「米国産米は粘り気が少なく、レトルト丼により適しているという判断だ」と話す。

プルムウォン食品も一部の製品に外国産を使用する。4月まではプルムウォンの「ふっくら卵コーティング“黄金ごはん”の200℃エビ&ガーリックチャーハン」の米原産地が国産だったが、現在は外国産だ。デサンは昨年11月、「八先生チャプチェチャーハン」のコメ原産地を国産から外国産に変えて使った。オットギも「ツナチーズキムチチャーハン」には国産米を使っているが、「プルダック鉄板チャーハン」「ジンラーメンチャーハン」などは外国産米で作る。

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