2024 年 5月 24日 (金)
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使い捨て用品「退場」 (上)

SDGs~韓国の取り組み

ソウル市内のあるGS25コンビニで職員が商品をビニール袋に入れている©news1

環境は選択ではなく、みなが考えなければならない問題になった。コンビニをはじめ小売店のビニール袋の退場がその一つだ。

ただ、ビニール袋一つ変えるのにも消費者に不便をかけるなど考慮すべきことが多く、道は平坦ではなさそうだ。配達プラットフォームがリサイクル容器の使用拡大など社会的責任強化に乗り出しているが、これもやはりまだ初歩段階だ。

◇まずコンビニとベーカリーで

来月からコンビニの使い捨てビニール袋・カフェのプラスチックストローなど使い捨て用品の使用が禁止される。環境省の「資源の節約とリサイクル促進に関する法律施行規則」により、来月24日から使い捨て用品の使用が全面的に制限される。

単身世帯の増加や新型コロナウイルス感染の余波などで使い捨て用品の使用が大幅に増えたため、使い捨て廃棄物を減らし、環境にやさしいエコ消費を誘導するための環境省の措置だ。

まず、コンビニとベーカリーでビニール袋の使用が禁止される。2019年、大型マート・大規模店舗(3000平方メートル以上)とスーパーマーケット(165平方メートル以上)に課されたビニール袋使用禁止措置の範囲が拡大したものだ。

コンビニ業界は来月施行する使い捨てビニール袋制限に先んじて対応している。

すでにGS25など一部コンビニは早くから発注を中止し、セブンイレブンなど一部コンビニは順次、使い捨てビニール袋を紙袋に代えるなど対応策作りに着手している。また、このような規制を広報するため一部コンビニは関連するポスターを貼ったり案内文を置いたりしている。

ビニール袋以外にも割り箸などの使用も制限される。

例外事項もある。

例えば、コンビニで即席食品・調理食品を食べる時には割り箸の使用が不可だが、カップラーメン・弁当を食べる場合には使用が可能だ。

◇木製も全面禁止

使い捨て用品制限で影響を受ける業者はコンビニだけではない。レストランやカフェでも使い捨て用品の使用が制限される。カフェでは使い捨て紙コップとプラスチックストローなどの使用が禁止され、紙や米などで作られた環境にやさしいストローだけが使用できる。

スターバックスなど大型コーヒーフランチャイズ店が店内の紙ストローをまず導入し、使い捨てフォークナイフをリサイクルタイプに交換するなど前もって対応したことで、混乱が比較的少ないというのが業界の予想だ。

また、レストランで使い捨てカップ・皿をはじめとする木で作った爪楊枝・箸・プラスチックストローなども使用が全面禁止される。ただ、使い捨てビニール手袋とエプロンは規制対象から除外される。

あわせて野球場などスポーツ競技場・体育館で無償提供されたプラスチック応援棒とビニール製の使い捨て応援用品を使用できなくなる。

レストランなど食品接客業界内での使い捨てウェットティッシュ使用禁止措置については、韓国政府が3年猶予する案を検討している。

環境省は来月24日から啓蒙期間なしに、改正案を直ちに施行する方針だ。

業界はもちろん、消費者も規制内容を認知できない場合があり、施行初期の混乱は避けられない。摘発されれば、50万ウォンから300万ウォンの過料を払わなければならない。

流通業界関係者は「制度が定着するまで少なくない時間がかかる」と見通している。

©news1

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