韓国で開催された世界最大のeスポーツ大会「ロールドカップ」に世界4億人の耳目が集中した中、地元韓国のeスポーツチームT1が優勝をさらった。同チームの公式パートナーであるサムスン電子は十分な広報効果を挙げ、高笑いしている。
ソウル市九老区(クロク)で19日開催された「リーグ・オブ・レジェンド(LOL・ロール)ワールドチャンピオンシップ」決勝戦で、T1は3-0で中国の「WBG(ウェイボーゲーミング)」を破り、7年ぶりに優勝した。この大会は2011年に始まった世界最強チームを決める大会だ。
今年は先月10日から今月19日まで世界22チームがソウルと釜山(プサン)で計53試合を戦った。この期間のオフライン観客は計7万人。累積視聴者数は初めて4億人を突破し、史上最多を記録したとみられる。
T1は韓国で唯一4強に残り、大会を大いに盛り上げた。サムスン電子は2020年からT1と公式パートナーシップを結び、ゲーミングモニターを独占提供。先月は活動の一環としてT1選手団と撮影したブランド映像を公開し、サムスン電子のニュースルームにも選手たちのインタビューを掲載していた。
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