2024 年 2月 24日 (土)
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ワシントン・ポスト「2人の韓国大統領候補、国を正反対に導く」

笑みを浮かべるユン・ソンヨル(尹錫悦)氏(左)とイ・ジェミョン(李在明)氏(国会写真記者団)©NEWSIS

米紙ワシントン・ポストが7日、韓国大統領選の与党「共に民主党」候補イ・ジェミョン(李在明)氏と保守系野党「国民の力」候補ユン・ソンヨル(尹錫悦)氏との書面インタビューの記事を掲載し、両者の選挙公約が非常に対照的だと評価した。両者は激しく競争しており、いずれが当選した場合でも、国を正反対の方向に導くことになると見通した。

同紙はまず、イ候補について「成功したバーニー・サンダース(米大統領選の民主党候補を目指した上院議員)」になることを熱望するとし、幼いころ、労働者から韓国与党の大統領選候補まで出世したと描写した。また、イ李候補は自分を、生まれた環境が悪くても努力すれば成功できるという事例だと強調し、韓国の不平等増加や経済成長の弱体化を解決できることを強調していると伝えた。

外交政策と関連しては、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の政策と多くが重なると同紙は評価。北朝鮮のミサイル実験強化にもかかわらず「朝鮮半島問題を対話と交渉で解決するという原則をあきらめることはできない」と明らかにした、ということだ。

また韓国が、米国はもちろん、北朝鮮の同盟国である中国とともに、北朝鮮が半島和平交渉に臨むよう説得する必要があると述べた。

イ候補は外交・経済と関連して対立が激しくなる米国と中国の間で「(韓国は)どちらかを選択するということはすべきではない」と明らかにしたとも伝えた。

さらに「米国との同盟を強化し、中国と対抗するために結成したQUADのインド、オーストラリア、日本とも緊密に協力する」と明らかにした。

同紙は、ユン候補について「強力な反腐敗検事としてのイメージを持っている」と紹介した。また「教育者の息子として裕福な家庭で育ったユン候補がソウル大を卒業して検事になり、2019年にムン大統領が検察総長に任命した」と伝えた。

新人のユン候補は演説途中、プロンプターがダウンすると2分間演説を中断するなどミスが多かった。ただ、中道野党「国民の党」のアン・チョルス(安哲秀)候補と一本化を果たしたことで大きな力を得たと伝えた。

同紙は、ユン候補が当選する場合、中国と北朝鮮に対して強硬な立場であるため、北東アジアにおける韓国の役割と米国との関係に大きな変化があり得るとみている。「大統領としてユン候補は、南北関係で北朝鮮を外交政策の核心に据えたムン大統領とは正反対の立場だ」「高まる北朝鮮の核脅威に対抗するために、ユン候補は米国との協力を強化することを強調してきた」と紹介した。

ユン候補はまた、北朝鮮の核攻撃が差し迫った場合、韓国が先制攻撃できる技術の開発を望んでいると同紙は明らかにした。

同紙は、ユン候補が中国と関連して「安保と経済のバランスを取ろうと努力する」「韓国がQUADと協力を強化する」としながらも、加盟の意思を明らかにしなかったと伝えた。また「自由民主主義規範と侵害」を批判しながらも、中国の人権侵害対応に関する質問には「過程の質問」と答えなかったという。

ユン候補が当選する場合、日本との関係に大きな変化があるだろうとし、米国と日本との実質的な協力関係を改善して北朝鮮の核脅威と国際問題に対応する計画だと、同紙は紹介した。

同紙は、ユン候補が女性の権利を支持しないという批判を受けているとしている。

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