2024 年 6月 16日 (日)
ホーム特集現場ルポペット7匹を飼う尹錫悦氏、「犬の食用禁止」の妙案出すか? (下)

ペット7匹を飼う尹錫悦氏、「犬の食用禁止」の妙案出すか? (下)

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大田に2019年オープンした愛犬遊び場(地元提供)©news1

韓国では大半のポシンタン(補身湯/犬鍋)食堂は年々、客が減少しているという。

大田市中区(チュング)で30年間、ポシンタン専門店を経営しているBさん(65・女性)――。

「わずか10年前までは20~30代はもちろん、女性客も多かった。しかしペット犬を飼う人口が増え、客が減る速度も速くなった。政府が犬の食用禁止を法制化すれば、守らないわけにはいかないだろう」

残念そうな表情を浮かべた。

ポシンタン愛好家だと堂々と名乗る市民Cさん(55)は声を高める。

「私たちの伝統的な食文化として定着したのを、国家が法で規制するというのは話にならない。何より嗜好食品だ。嗜好品のたばこを国がなぜ販売するのか」

また、主要ポータルコミュニティにも▽すでに犬食が減少している状況で特定の動物だけを食べられないよう法制化するのは少々問題だ▽犬の飼料として鶏、豚など他の動物が原料になるが「犬は食べるな、だって?」――など、食用禁止法制化に反対するさまざまな意見が出ている。

韓国愛犬協会大田市支会のイ・ソンヒ前支会長は「かつての『犬』という呼称から『ペット』に変わったこと自体、すでに人々と共に歩むべきとの思いが形成された。こうした存在が、工場での飼育、残酷な屠殺などを経て、食卓に上がるのは正しいのか」と反問した。さらに「ポシンタンが食文化だったとすれば、いまは、動物たちを同伴する暮らしの文化が世界的に定着している。人間によって犠牲になる動物の数を減らしていかなければならない理由だ」とも強調した。

ペット愛好家のユン氏が今後「固有の食文化」と「ペット大衆化」という激しい論争に対し、果たしてどのような「ソロモン知恵」を発揮するか注目される。

©news1

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