2024 年 11月 4日 (月)
ホーム社会ソウル首都圏で薬物流通、組織を摘発…韓国から追放された中国人が指揮

ソウル首都圏で薬物流通、組織を摘発…韓国から追放された中国人が指揮

ソウル警察庁が押収した証拠(写真=ソウル警察庁)(c)MONEYTODAY

ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊はこのほど、中国朝鮮族(中国国籍の朝鮮民族)の40代男性の指示を受け、韓国に麻薬を密輸した1人と、流通させたメンバー8人、購入者と使用者ら計28人を検挙した。うち8人を拘束した。

グループは米国やフィリピン、カンボジアなどの拠点に責任者を置いており、警察はこのうち40代男性ら2人の逮捕状を取って国際刑事警察機構を通じて国際手配した。

警察はメタンフェタミン9キロを押収した。これは時価300億ウォン(約33億円)に相当し、30万人が使用できる量だ。40代男性が海外の麻薬組織と連携し、韓国へ密輸する目的で、親戚や知人ら朝鮮族で組織を構成したとみられる。

警察は昨年末、朝鮮族グループがソウル首都圏一帯でメタンフェタミンを裁いているとの情報を受け、捜査に着手。検挙した国内流通業者が40代男性の指示だったと供述したため、男性の逮捕状を取って国際手配した。

40代男性は2019年4月、韓国の裁判所でメタンフェタミン授受などの疑いで懲役刑を言い渡され、中国に強制追放されていた。

(c)MONEYTODAY

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