2024 年 7月 27日 (土)
ホーム政治・社会・経済スターバックスに「カゴン(カフェで勉強)族」がいるなら…「脱スタバ」サラリーマンはここで働く (下)

スターバックスに「カゴン(カフェで勉強)族」がいるなら…「脱スタバ」サラリーマンはここで働く (下)

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共有オフィス企業「スパークプラス(Sparkplus)」は昨年10月、ラウンジメンバーシップ「スプールラウンジ」をリリースした。

従来の共有オフィスのラウンジ空間を拡張し、韓国で初めて、ソウル地下鉄駅構内にラウンジを設置して職住近接性を高めた。

スプールラウンジもアプリで簡単に決済と出入りが可能だ。

スパークプラスの入居会社の社員が、スプールラウンジで業務に取り込んだ人数は、オープン6カ月で1万5000人を突破し、現在まで累積で5万7000人余りが利用した。

スプールラウンジは現在、ソウル・京畿(キョンギ)の主要地域で21支店が運営されている。

スパークプラスの関係者は「支店を着実に増やしていき、スパークプラス支店だけでも『ワーク・エニウェア(Work Any where)』ができるシステムを用意する」と話した。

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◇自律勤務の環境づくりを支援

ファーストファイブとスパークプラスが共有オフィスでオフィスが密集した地域を攻略しているならば、アリコン(Alicon)は「家の近所の事務室(家務室)」を目指して住宅街の近くに拠点オフィスを設置している。

現在、ソウルの貞洞(チョンドン)、ソウル大、木洞(モクトン)、石村(ソクチョン)、往十里(ワンシムリ)、孔徳(コンドク)と京畿(キョンギ)一山(イルサン)の7支店を運営しており、年内に10号店まで拡大する計画だ。

スタートアップから大企業まで、さまざまな企業の顧客が登録し、「家務室」を利用した累積利用者は3万3700人だった。

アリコンは、より住居地に近い距離で近接性を高めるという構想だ。住宅街から3キロ以内の空間を確保し、空間運営自動化技術を適用して「ハイパーローカル(地域密着)オフィス」に生まれ変わるのが目標だ。

アリコンのチョ・ミンヒ共同代表は「これまでのように、社員が集まって仕事をする、という勤務形態に戻ることは難しい。分散勤務の醍醐味は、勤務場所が他の組織構成員を一つにつなげること。自律勤務環境の構築を支援するワークプラットフォームとして未来の業務文化をリードする」と意気込んでいる。

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