韓国のカカオゲームズは、北欧の神話を舞台とするロールプレイングゲーム「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」(オーディン)の情報を事前に流出させたとして社員を解雇した。カカオゲームズ側は「民事、刑事両面での対応も検討している」としている。
カカオゲームズの職員がオーディンに関する情報をゲームプレーヤー仲間に流したという疑惑が浮上している。ゲーム内のコインの価格上昇を見越して買いだめを勧めるなどしたとの情報もある。
会社側はこの社員を業務から外し、アカウントを差し押さえたり永久停止にしたりし、内部調査を進めた。その結果、情報を少数の仲間で共有していたことを確認した。
一部でカカオCFO(最高財務責任者)が関与したという疑惑が取りざたされたが、カカオゲームズ側は強く否定している。また、解雇した社員が仲間を抽選で当選させるなど便宜を図った事実も確認されなかったとしている。
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