2024 年 12月 5日 (木)
ホーム経済ゲームグーグルも参戦した「モバイルゲーム→PC」市場…破壊力どこまで

グーグルも参戦した「モバイルゲーム→PC」市場…破壊力どこまで

グーグルプレイゲームズベータ(写真=グーグル)©MONEYTODAY

グーグルがモバイルゲームをPCで楽しめる「クロスプレイエミュレータ」市場に参入した。NCソフトなど自主エミュレータを使っていたゲーム業者とワンゲームループなど別途サービスを提供していたワンストアなどとの競争が予想される。巨大プラットフォームとしてグーグルの破壊力を予想する意見とともに、オンボーディングしたゲームの量と質によって成否がわかれるという展望も出ている。

グーグルは8月末から韓国とオーストラリア、タイ、台湾、香港でグーグルプレイゲームズベータバージョンをサービスしている。グーグルプレイゲームズはスマートフォン用モバイルゲームをPCで駆動させることができるよう支援するエミュレータだ。ワンゲームループ、ノックス、ブルースタック、ジニーモーションなどがゲーマーに主に使われている。

グーグルはパソコンの最小要求仕様をWindows10、4つ以上のコアCPU、10GB以上の空き容量が確保されたSSD、8GBRAM、インテルUHD630あるいは互換可能なGPUなどに下げた点を長所として挙げている。

ゲーマーがエミュレータを利用する最大の理由はスマートフォン仕様だ。最近発売されるゲームが高画質グラフィックを使うことでスマートフォンの発熱問題が深刻になり得るが、エミュレータを通じてこのような問題を解決することができる。また、スマートフォンはしばらくゲームに接続する用途にのみ使用し、PCを通じて24時間、ゲームを駆動することができる。

こうしたクロスプレイ用エミュレータ市場はますます大きくなっている。ワンストアのワンゲームループは、サービス開始1年で累積決済額300億ウォンを突破した。利便性を求めるゲーマーたちを狙って、ウィメイド(WEMADE)のミル4、ネクソン(NEXON)のブルーアーカイブ、NCソフトのブレード&ソウル2などがワンゲームループに入店した。

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