
韓国警察は、アシアナ航空の社員や関連会社職員の個人情報約1万人分が外部に流出した事件について、本格的な捜査に着手した。
警察庁国家捜査本部のサイバーテロ捜査隊は12月29日、24日に発生したアシアナ航空の情報流出事件に関して、公式な捜査を開始したと明らかにした。
同社では、海外に設置されたサーバーから社内イントラネットに対する不正アクセスが確認されており、その結果、社員および協力会社の職員に関する氏名・部署・職位・電話番号・社員番号・電子メールアドレスなどの情報が外部に流出した。
アシアナ航空は、被害が確認された関係者に個別に通知するとともに、関係当局への通報など、必要な対応を進めているという。
警察は最近発覚した新世界グループ系列会社における約8万人分の個人情報流出事案についても、内偵を検討しているとされる。
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