2024 年 7月 27日 (土)
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YouTuberになりたいけど顔の公開は嫌…AIが「別の私」を作ってくれる

ライアンロケット、バーチャルフェイスアプリ「ベリーミー」ベータサービス©MONEYTODAY

韓国の人工知能(AI)スタートアップ「ライオンロケット」がこのほど、仮想顔アプリ「ベリーミー(Very Me)」サービスをベータ発売すると明らかにした。

ベリーミーは、実際のユーザーの顔をもとに、一つだけの仮想顔を作って活用できるサービス。誰もが自由に、多様な姿の「私」を表現できる世の中を夢見る――という意味で「ベリーミー」という名称にした。

ベリーミーを利用すれば、わずか数秒で自分とは違う姿の仮想顔を作り、クリエイターとして活動できる。顔データに基づいて生成された仮想顔の中から一つを選んで「ベリーミーフェイス」でプロフィールを生成した後、変換するだけという。

単純に自身の顔を有名歌手、俳優など他人の顔に変えるのではなく、利用者本来の顔をバーチャルフェイスに変換してくれる「フェイスフォーミング」機能を披露したのが特徴だ。ベータオープン期間中は、利用者全員が無料でベリーミーを体験できる。

ベリーミーフェイスで作成したアイテムは、画像や動画など、希望するファイルの形でも保存できる。ユーチューブ、インスタグラム、TikTokなどのSNSでも活用できる。自分の顔を見せるのが嫌でソーシャル活動を敬遠してきた人や、新しい顔で変わった試みをしてみたい人に有用だ。

ベリーミーは本人の顔だけを撮影し、コンテンツとしてアップロードすることが原則だ。他人の顔情報の無断活用を禁止している。個人デバイスや電子メール認証手続きなど、検収エンジンを高度化し続け、健康的なサービス環境を整える計画だ。

ライアンロケットのチョン・スンファン代表は「より多くの人が仮想顔でより自由に活動できる環境を作っていく。ベリーミーがバーチャルフェイス市場活性化に寄与するだけでなく、AI大衆化の代表的スタンダードになれるよう努める」と話した。

©MONEYTODAY

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